翼状片

翼状片手術

翼状片とは

翼状片とは、通常鼻側の結膜が血管を伴って、角膜上に伸びてくる病気。
進行により、乱視が増えて視力障害の原因になる。また、瞳孔領に達すれば著しい視力障害が生じる。また、充血しやすいための外見上の問題もあり、適切な時期に切除しておくことが大切である。

翼状片手術

治療は翼状片組織を角膜から剥離したうえで、頭部を切除する。また、再発を予防するために、周囲の正常粘膜を移動させて、結膜欠損部を覆うことで、堤防を作製する。
手術としては、20分程度で終了する手術ですが、角膜という敏感な部分に傷をつくる手術で、また結膜移植片の固定で縫合糸を使うため、術後の痛み、異物感は生じやすく、1週間程度はゴロゴロ感が生じます。
その間には、鎮痛剤での治療が必要な場合あります。
また、術後しばらくは充血が続くため、点眼治療を数か月以上行います。

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